新型コロナの陽性反応が出てしまったら、会社勤めの方は自分の意志とは関係なく会社を休まなくてはいけません。
しかし10日間というと月の3分の1です。この間の保償等はあるのでしょうか?
ここでは不幸にも新型コロナに感染してしまった時のための給付金などをまとめてみました。
新型コロナ感染でもらえる給付金
新型コロナウィルスに感染して仕事を休まざるを得ない時にもらえる給付金としては健康保険の傷病手当金、会社からの休業手当があります。
ただし傷病手当金や休業手当はいずれも感染前の給与の60%ほどです。
家族がいる身としてはかなりきつかったので、私の場合は有給休暇を使いました。
ちなみに有給休暇を使うと休業補償の申請は出来ません。
これは人それぞれの事情によって違うと思いますので、厚生労働省のホームページにある【「新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金」のご案内】にリンクを貼っていますので参考にしてください。(↓)
新型コロナ感染で仕事を休んだ時の保障
- 傷病手当金
病気やケガの療養のために仕事を休んだ場合に休業4日目以降の所得保障をおこないます。 - 休業手当
会社の責任で労働者を休業させた場合に、会社は休業期間中の休業手当を支払う必要があります。
リアルにありがたかった給付金
結局、会社から出る休業補償や健康保険の傷病手当金は普段の給料よりかなり少なくなってしまうので、有給休暇を使わざるを得ませんでした。
でも、自宅待機の期間を証明すると生命保険から給付金が出ることが分かりました。
発症から10日目に保健所から電話が来て、現在の体調を聞かれ、大丈夫ということを伝えると「明日からいつも通りの生活に戻っていいですよ」となります。
それから1週間ぐらいだったかな、保健所から「就業制限通知書」と「就業制限通知の解除」というリーフレットが送られてきます。
「就業制限通知書」には「名前・性別年齢・住所・感染症名・症状・診断方法・初診年月日・診断年月日」が記されています。
そして「就業制限通知の解除」には「名前・性別年齢・感染症名・解除する理由・解除日」が記されます。
この二つが証明書となって自宅待機の期間、生命保険の「入院一時金」が支払われます!
加入している生命保険の保障で「入院一時金」が支払われるタイプであれば自宅待機の期間は入院と同じとみなされます。
こちらは健康保険の「傷病手当金」みたいにセコくありません。
「入院一時金」が給付される保険に二つ入っていれば、二重に受け取ることが出来ます。
例えば加入している保険の入院一時金が1日の入院で5,000円支払われる場合。
10日間自宅待機していたら、5,000円×10日間=50,000円の入院一時金が支給されます。
また複数の保険に加入している場合は併給もできます。
新型コロナに感染して
新型コロナに感染した時に、上司から「休んでいる間の保障とかがあるみたいだから、心配しなくていいよ」といわれました。
まあ、それでその時は給与の面は大丈夫かなと思ってましたが、とんでもありません!
健康保険の傷病手当金は「休業4日目以降の所得保障を行う」ということで10日間休業した場合、休日を考えると、せいぜい4~5日分の保障しかありません。
しかも感染前の給与の60%ですから、かなりきついというのはわかりますよね。
例えば感染前の給与が30万円だったとします。
1ヶ月30日とすると1日10,000円です。
私の場合だと休日を除いて7日間休むことになったので、仮に7日分の保障を計算してみましょう。
「休業4日目以降…」ということは【7日-前半3日間=4日間】ということで保障は4日間になりますよね。
1日10,000円の60%は6,000円で、4日分だと24,000円になります。
通常7日間で7万円もらえるところ2万4千円というのは、かなりきついですよね。
あと、こちらの保障というのはあくまでも固定給の分ですが、売り上げや実績に応じて支払われる手当というのもなくなってしまいます。
なので、私もそうでしたが、そういった給与形態の方は計算以上にいつもより少なくなってしまうんです。
私の場合、計算したら手取りで10万円以上も少なくなってしまうことがわかって、有給休暇を使いました。
でも、自分の意志で休んだわけじゃないのに有給休暇を使うのは、なんかモヤモヤしましたね。
だから生命保険の入院一時金がもらえると分かった時にはかなりホッとしました。
私が実践しているイベルメクチンの服用法は開発者でもあるノーベル生理学・医学賞を受賞された大村智先生が推奨する飲み方です。 [word_balloon id="1" size="L" position="L" name_posi[…]